ハッカ(薄荷)
Japanese Mint
Mentha canadensis var. piperascens
「北見の草」
RootHerb Index · Herb from JapanJapanese Mint
| 学名 | Mentha canadensis var. piperascens |
|---|---|
| 科 | シソ科 |
| 使う部位 | 地上部(茎葉) |
| 香り | l-メントールによる、強い清涼感のある香り |
ニホンハッカとは?
ニホンハッカ(Mentha canadensis var. piperascens)はシソ科の多年草で、アジア東部原産といわれ、日本では北海道から九州まで分布します。秋の開花期に刈り取って陰干ししたものが「薄荷」、葉だけのものが「薄荷葉」です。日本薬局方にはハッカ(Menthae Herba)、ハッカ油(Oleum Menthae Japonicae)、ハッカ水の3項目が収載され、ハッカ油はメントールを30.0%以上含むものと規定されています。和名は10世紀の『和名抄』にすでに見え、江戸期の『一本堂薬選』は「口中を爽快にし、うるしかぶれに外用として洗滌する」と記しています。日本薬局方のエキス各条では加味逍遙散と防風通聖散に配合されています。
北見とハッカ
1930年代、日本はハッカ生産で世界市場の約7割を占め、その中心地が北海道北見市でした。1971年のハッカ輸入自由化を境に生産は急速に衰え、1983年に北見薄荷工場が閉鎖されました。跡地の北見ハッカ記念館がその歴史を伝えています。
♨ ハーバルサウナで
ロウリュ水に加えて使われます。ハッカ油を数滴落とすかたちが多く、夏場に打ち出す施設もあります。
🍵 暮らしのなかで
香りの残っている薄荷を布袋に入れて風呂に入れる習わしがあり、肩こりや筋肉痛のときに用いられてきたと伝えられます。ハッカ油は入浴剤などの製品にも配合されています。
※本ページの記述は各地の伝統・文化の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。