Root Herb

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日本のハーブ・生薬

桂皮(ケイヒ・シナモン)

Cinnamon Bark

Cinnamomum cassia

「漢方の樹皮」

RootHerb Index · Herb from JapanCinnamon Bark
学名Cinnamomum cassia
クスノキ科
使う部位幹の樹皮
香りシンナムアルデヒドによる、甘く温かみのある香り

ケイヒとは?

ケイヒ(桂皮)は、シナニッケイ Cinnamomum cassia(クスノキ科)の幹の樹皮です。日本薬局方に生薬ケイヒ(ラテン名 Cinnamomi Cortex)として収載されています。同じ木の細い枝を乾かしたものは「桂枝(ケイシ)」と呼び分けます。原産は中国南部で、南アジア・東南アジアで広く栽培されています。東京生薬協会の解説によれば、桂皮は古くから発汗や痛み、のぼせに向けた漢方処方に配合され、生薬製剤では芳香性健胃薬として扱われてきたとされます。日本薬局方のエキス各条では葛根湯や十全大補湯に配合され、日本漢方生薬製剤協会は約50種類以上の漢方処方に入ると説明しています。香りの中心はシンナムアルデヒドで、日本薬局方の確認試験の指標にもなっています。

日本のニッケイは別の木

八ツ橋やニッキ飴の香りでおなじみのニッケイCinnamomum sieboldii)は日本固有種で、自生地は徳之島と沖縄島北部。樹皮を使うケイヒと違い、主に根(根皮)を掘り起こして使うのが特徴です。江戸時代以降、和歌山・高知・熊本・鹿児島で栽培されました。ニッケイは第六改正まで「日本ケイ皮」として日本薬局方に収載されていましたが、流通実績がなくなったため削除され、現在は収載されていません。

♨ ハーバルサウナで

漢方薬草サウナの生薬ブレンドに入り、他の生薬とともに煮出して蒸気にします。施設によっては「桂皮」「シナモン」のどちらの表記でも掲示されています。

🍵 暮らしのなかで

八ツ橋・ニッキ飴・ニッキ水として、また洋菓子や飲みものの香りづけとして親しまれています。

※本ページの記述は各地の伝統・文化の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。